【雑学】ワイン&食に関する豆知識!土用の丑の日に鰻を食べるのはなぜ?
今回は思わず誰かに伝えたくなる雑学を4つ紹介します。
ちょっとした話題作りや電車での暇つぶしに雑学を身につけましょう。
僕自身の体験談も少し交えて紹介していきます。
それでは始めましょう!!
ワインのグラス&保管方法
レストランに行った際、いろいろな形をしたワイングラスが並べられているのを見たことはありませんか?
そして、ワインを頼むと頼んだワインに合わせてグラスを選んでくれますよね。
今回はそのワイングラスの大きさについての知識を紹介します。
ワイングラスの大きさは赤ワインか、白ワインかで大きさが変わります。
赤ワインは白ワインよりもグラスが大きめで、口径も広いグラスが用いられます。
その理由としては、赤ワインが空気に触れる面積が大きければ大きいほど香りがよく立つからです。
つまり、グラスの容量が大きくなることでグラスの中で香りを楽しめるようになります。
逆に白ワインはやや小さめでボールが細めのグラスが使われます。
理由も赤ワインと逆で、白ワインは空気に増えると味が変わりやいので、ワインをグラスに注いだ時に触れる表面積を小さくするためです。
加えて、白ワインは少し低い温度で提供されることが多いため、ワインの温度を上がらないようにするためといった理由もあります。
続いてワインの保存方法についての豆知識を紹介します。
ワインを保存するときはなるべく温度変化の少ない場所で光の当たらない涼しい場所で保管するのが良いとされていますよね。
温度が低いとワインの成分と瓶の中にある酸素が引き起こす化学反応を抑えることができます。
そのため、冷蔵庫やワインセラーで保管するのが良いです。
ちなみに赤ワインは基本的に常温保存で問題ありませんが、夏場のような時期は注意が必要です。25度以下の環境であれば、戸棚などの保管で十分です。
赤ワインが常温保存するほうが良いとされる理由としては、冷蔵庫で冷やしすぎてしますと味が締まってしまうからです。
長期間の保管をしたい方はワインセラーで保管するほうがおすすめです。
理由としては、ワインセラーは冷蔵庫に比べて振動が少ないからです。
ワインを保存するときの豆知識としては、瓶を横にして保管しましょう。
ワインを横にすることでコルクを湿らすことができます。
こうすることでコルクの乾燥を防ぐことができ、ワインの酸化を予防することが可能になります。
ワインのコルク栓は弾力性があり、適度に空気を通します。
そのため、ワインの熟成に適しており、腐敗しにくいというメリットを持っている。
コルクが乾燥すると空気が通りやすくなり、コルクのメリットを得られなくなってしまうので、ワインを横に寝かして保存しましょう。
ちなみにコルクを湿らせることで抜栓するときにコルクが崩れやすくなるのを防ぐ効果もあります。
牛乳を温めるとできる膜
牛乳を電子レンジや鍋で温めると表面に薄っすらと膜ができます。
これはラムスデン現象と呼ばれる現象で、牛乳を加熱すると表面で水分が蒸発して、たんぱく質を主体とした濃縮凝固が発生します。
この際に周囲にある脂肪や乳糖を包み込むようにして膜が生じます。
ちなみにですが加熱する時間を増やすと膜に含まれるたんぱく質の割合が増えていきます。
始めにできる膜は脂肪が70%以上あり、たんぱく質は20%~25%ですが加熱すれば、たんぱく質が30%、35%、40%といったように増えていきます。
お椀に霧吹きがかけられている理由
レストランに行ったとき、お味噌汁の蓋に霧吹きがされているのを見かけたことはありませんか。
このお椀についた霧吹きは、食洗器終わりで水滴がついているのではありません(笑)
これは昔の風習が由来とされています。
昔、身分の高い貴族がご飯を食べる際に事前に毒見役が少しだけご飯食べて、毒が入っていないか確認をしていました。
毒見役が確認をした後に貴族にご飯を届ける際に味見をしたものに霧吹きをかけます。
そうすることで「毒見をした後、誰もこのお椀には手を出していません。」という証明になります。
もし霧吹きをした後に誰かがお椀に触れると、触った部分の水が取れて触った後がつきます。
このお椀の霧吹きで昔の人は安全性を確認していました。
現代にもレストランによっては霧吹きをかけているところがあります。
おそらく現代の霧吹きは「見栄えがおしゃれになるから。」という理由だと思います(笑)
土用の丑の日はウナギの旬ではない!?
みなさんは7月の土用の丑の日にウナギは食べましたか?
この時期になるとどこのスーパーでも大きな文字でウナギの宣伝がされていますね。
このこともあってウナギの旬が夏だと思われている方が多いのではないでしょうか。
実はウナギの旬は夏ではなく冬(10月~12月)なんです。
もっと細かく言うと天然ウナギの旬は10月~12月、養殖ウナギの旬は6月~8月といった違いがあります。
ではなぜ7月(土用の丑の日)にウナギを食べる習慣が生まれたのでしょうか。
諸説はありますが平賀源内が由来でないかとされています。
江戸時代、ウナギ屋さんが夏場になると売り上げを伸ばせずに悩んでいました。
そこで平賀源内に相談したところ、「本日、土用丑の日」と張り紙を看板につけて営業してみようとなりました。
その張り紙を貼ったお店はその日から大盛況になったことから、他のウナギ屋も真似をして広まったことが由来ではないかとされています。
豆知識として、丑の日にうから始まる食べ物(うどん・梅干しなど)を食べると病気にならず、健康に過ごせるという風習がありました。
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