【影響力の武器:なぜ、人は動かされるのか】日常に潜むコントラストの力!比較することで錯覚する?
役立つ知識シリーズとして、この記事ではコントラストの影響力という心理学の知識を紹介します。
知っていて損することは無いので是非この知識を試してみてくださいね。
この知識は日常生活の中でよく見かけます。
他の心理学の知識と組み合わせることでより創造的なアイデアを生み出しやすいです!
このコントラストの良いところは、「心理学の知識を用いているな」と相手に見破られないことです。
よく聞くものを挙げると、初対面のときAさんがBさんに温かい飲み物を紙コップで渡すとBさんは暖かいものを触ったことでAさんに対して優しい人、温かい人だと思い込んでしまうというものがあります。
この知識を知っている人からするとこの状況になれば、「あ~、そういう作戦か」とばれます。
特に真夏に温かい飲み物を渡されたら変ですしね(笑)
コントラストを用いた心理学は自然に行うことができるので、この記事を読んで身に付けたことを仕事や日常生活で使ってみてください。
コントラストの影響力とは
コントラストの影響力とは一体どういうものかといいますと、
対比をさせることで感覚を麻痺させる方法です。
1つ目のものと2つ目のものを比べることで2つ目のものが実際以上の影響力を手にします。
どいういうものかを実験を用いて説明します。
実験は、
2.その後、両手を室温の水につける。
・逆に最初冷水に入れた左手は室温の水に入ったとき、室温の水が熱湯に感じた。
コントラストの使用例1~服屋~
実際に私たちの生活の中で使われている例として、服屋さんについて見ていきます。
服屋さんでは、入り口のところに値段の高い服を展示してお客さんにその服を勧めます。
ここでのポイントはお客さんが服の値段を把握した点。
つまり、お客さんが展示された高い服を買わなくても大丈夫ということです。
次に店員さんが値段の高い服を見たお客さんに対して安い服を勧めます。
そうするとお客さんが安い服に対して財布が緩みやすんです!
1つ目に見た高い服と2つ目に見た安い服の値段を比較することで2つ目の安い服がより際立って安く感じます。
もしこれを逆で行う(安い服を先に勧めて、あとから高い服を勧める)と高いものが売れにくくなります。
もっと具体的に説明するとコートを買ったお客さんにマフラーを勧めるとマフラーもついでに買ってもらいということです。
実際の状況を想像してみてください。
コートだと安くても1万円以上するのに対してマフラーは3000円前後で買うことができます。
1万円を払う行為が3000円を払うという行為と比較されて、マフラーを買うことへのハードルが下がるという心理的からくりです。
コントラストの使用例2~家の内見~
よく心理学系の本で紹介されている方法ですが、不動産の方たちが買ってほしい家があるときに使うコントラストです。
それは内見を行うときに1つ目にボロ屋で値段高い家を紹介します。
次に普通の家を紹介することでお客さんが目を輝かせるという手法です。
僕自身もこの方法を経験したことがあります。(セルフで笑)
メルボルンにワーホリをしているときに内見をいくつかしました。
その時たまたま1つ目の家がボロ屋で、次に見に行った家がごく普通でしたが物凄く良い家のように感じました。
まとめ
コントラストの影響力について紹介しました。
詳しくもっと知りたい方は影響力の武器をチェックしてください!
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