【影響力の武器:なぜ、人は動かされるのか】プレゼントが持つ効果!お返しの気持ちが人を動かす
何か人からもらったとき、みなさんはどのように感じますか?
「お~!!やった!けど、何かお返ししないと」と感じたことは少なからず、誰しもがありますよね。
今回は相手から何かもらった(プレゼントされた)ときに返さないといけないと感じる義務感「返報性」について紹介します。
プレゼントがもたらす影響力の効果はとても強力です。
事実、僕自身も何かプレゼントをもらったらその人に余計に優しくしたくなります(笑)
プレゼントがもたらす効果:「返報性」とは
返報性とは、
実験の中にはコーラ1本分よりも高い値段(約2~4倍)のチケットを買う人がいた。
プレゼントの効果には注意点がある
この返報性に関する注意点ですが、
・与える側は自分で全ての条件を選べる
お返しをしない人が嫌がられるのは納得ができますね。
誕生日プレゼントを送った友達から自分の誕生日にプレゼントをもらえないと少し残念な気持ちになります。
僕は誕生日を友達に忘れられるタイプだったので慣れたものです(笑)
意外なのが与えるだけの人が嫌がられるという点です。
考えてみると確かに毎日何かしらくれる人に対して嬉しい気持ちはありますが申し訳なく感じますね。
「自分も何かお返ししないと」というプレッシャーになります。
また自分がお返ししたときに相手に受け取ってもらえない場合もなんとも言えないやるせない気持ちになりますね。
「迷惑だったのかな?」と不安になるといったことから素直に相手への好印象を持ちにくいなどの理由が考えられます。
次に与える側が自分で全ての条件を選べるという注意点です。
一見、メリットの方が強くて何が注意点かわからないですね。
これは相手への配慮が大切であるということです。
与えられた側は相手への恩義から与えられたものより多く返す傾向があります。
もし与える側の人がとても高価なものをプレゼントしたとしましょう。
すると与えられた側はお返しにもっと高価なものか、同等のものを返さないといけないと感じてしまし、相手へのプレッシャーになります。
経済的にしんどい場合はかなりの負荷にプレゼントが思えるかもしれません。
おまけ:プレゼントの効果「返報性」を防ぐ方法
プレゼントの効果を避けたい方は与えられたものを受け取らず、拒否するという方法を選ばざるおえません。
自分がプレゼントを送った後、相手からのプレゼント拒否するのは違うので注意。(先ほどお伝えした注意点です)
例えば、あらかじめ友達に「誕生日プレゼントは大丈夫だよ」と伝えておくこと。
恩を作らないことで返報性から逃れられます。
逆に返報性を用いることで海老で鯛を釣ることもできるでしょう(笑)
上手くプレゼントの効果と向き合っていきたいですね。
詳しくもっと知りたい方は影響力の武器をチェックしてください!
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