水詰まりを流体力学で解決!水を簡単に流す方法
洗い物をしていると台所のシンクの水が流れず、詰まったという経験はないでしょうか?
この記事では、水の流れが悪いといったときに使えるプチテクニックをお伝えします!!
・食べかす等で少しつまりかけてるけど、まだ排水溝のポケットを掃除するほどでもない
・アルバイトで洗い物をするときに水の流れが悪くて困る
といったときに役に立つかもしれないプチテクを紹介します。
実際、僕自身もよくこのテクニックを使って水詰まりを改善しています!!
この最近ではこのテクニックを使いたいがために、「水詰まりしないかな?」と期待をしながら洗い物を楽しんでいます(笑)
*排水管のつまりや排水溝のポケットが明らかに詰まっている場合は使えません。
簡単!水詰まりを改善するプチテクニック
本当に簡単プチテクです!
そのプチテクニックは、
シンクが水詰まりしたら、排水溝を中心に円(渦)を手で描くだけです!
この図のように排水溝を中心に水の中で円(渦)を描いてください。
すると描いた円(渦)をもとに、水に流れが生まれて水詰まりを改善してくれます!
本当にそれだけでよくなるのと思いますよね(笑)
お風呂の栓を抜いて、水を流すのを思い出してください。
水の量が減り、最後の方になると渦を巻いて水が流れていきますよね。
しかも最後の方は勢いよく流れていくイメージがありませんか?
それと同じ原理を使ったプチテクです。
次になぜ流れるか仕組みについてお伝えしていきます。
プチテクニックの仕組み
渦の仕組みについて簡単に紹介します。
1.回転運動:流体が回転することで、中心に向かって流れが集まり、渦が形成されます。
2.遠心力:回転する流体は遠心力を受け、中心から外側に向かって押し出されます。この力が渦の形を作ります。
3.圧力差:回転によって生じる圧力差が、流体を中心に引き寄せ、渦の回転を維持します。
水の中で円を描くことでこれらの仕組みを作り、渦を生じさせています。
では、なぜ渦ができることで水がスムーズに流れるのでしょうか。
それは渦ができることで、出口の先にある空気の逃げ場が確保されるからです。
お風呂で水を抜くときをもう1度イメージしてください。
お風呂の水を抜くときの渦ができると、中心部から空気が水と逆方向に流れ出します。
そのため、排水溝に水だけがスムーズに流れます。
また渦は半径が狭ければ、狭くなるほど水の流れが速くなります。
つまり、円の外側から内側に行くほど水は速く流れます。
これは
・渦の中心に近づくほど、流体の角速度(1秒間に何度回転したか)が増加すること
・渦の中心に近づく歩と圧力が低くなり、流体が中心に引き寄せられること
・回転する流体が遠心力を受け、外側に向かって押し出されて内側ではこの力が弱くなること
の3つが理由です。
簡単に一言で表すと渦の中心に向かって水が集まることで回転速度が増して水がスムーズに流れます。
水の流れと空気の力が関わって水がスムーズに流れるということです!
実際に海外のショート動画で見たことがあるのですが、この仕組みを使って駐車場の水詰まりを改善している人がいました!
駐車場でも使えるのかよと驚きました(笑)
是非水詰まりした際、簡単なので試してみてください!!
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